広尾の庇落下事故の作業員は、知り合いでした。
1月27日の午前10時前に広尾にあるマンションの庇落下事故があったのは、知ってました。自分もマンションの改修工事の管理をしているので、いやな事故だと思っていました。
1月31日に知り合いから広尾の事故のことの話になり、私が以前、務めていた会社の上司だったことを知りました。
びっくりしました。私と年齢も変わらないくらいの人です。事故とは言え、なんとも言えない気持ちになりました。
そのマンションは、築42年たっているそうで、鉄骨の庇が傾いているとのことで、調査をしている最中だということでした。
なんの前触れもなくいきなり300kgの庇が上から落ちてきて、逃げる暇も無く下敷きになったそうです。
今まで、42年間そこに住んでいる人が、毎日その下を通っているのに、たまたま調査に来たその人が下敷きになってしまうなんて・・・。
事故後の写真を見ましたが、壁のコンクリートからどのようにして鉄骨が止まっているのかわからない。壁にタイルが張られていましたが、鉄骨を止めるボルトが見えなかったのか、綺麗に破断してしまったのか。
後から付けた庇のような感じです。
実際に現場に行ってみたわけでは、ないのであまり詳しくはわかりませんが、写真を見る限りそのような気がしました。