コロナウイルス予防
昨年12月中華人民共和国湖北省武漢市で新型コロナウイルス感染症の発生が報告されました。
報告がされて以来、世界各国で感染の報告がされています。
日本では、2月27日現在186名の感染者が報告されています。
世界全体では、81,055人の感染者が確認されています。
世界中で有効な治療薬の研究がおこなわれていますが、完治する薬はありません。
日本では、国による対策が遅れているので、個人単位で効果的な予防策をとることが求められています。
コロナウイルスとは?
そもそもコロナウィルスとはウィルス性の風邪の一種 です。
発熱 やのどの痛み 、咳が長引く(1週間前後) が多く、強い倦怠感 を訴える人が多いことが特徴です。感染から発症までの潜伏期間は1日から12.5日程度 といわれています。
中には、症状が現れない人や、軽微な人もいるようです。
現在のところそれほど重症度は、高くないと考えられているようですが、肺炎と診断された人は、呼吸困難が出現されています。
特に高齢者や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人は、重症化する傾向にあります。
新型コロナウイルスは飛沫感染と接触感染により感染します。空気感染は起
きていないと考えられていますが、閉鎖した空間・近距離での多人数の会話
等には注意が必要です。
飛沫感染とは?
感染した人の咳やくしゃみ、つば、鼻水など飛沫(飛散ったしぶき)の中に含まれているウイルスを口や鼻から吸い込むことにより感染することを言います。
接触感染とは?
ウイルスが付着した手や指で、鼻や口、目に触れることで粘膜を通じてウイルスが体内に入り感染することです。
例えば、感染者がくしゃみや、咳をした時手で口元を抑えた後、その手でドアノブやスイッチ、手すりなど周りの物や場所に触れることでウイルスが付着します。他の人がそのものや場所を触れることでウイルスが手につき、その手で口、鼻、目を触ることで、粘膜から感染します。
日常で気を付けること
まずは手洗いが大切です。外出先からの帰ってきた時や調理の前後、食事前などに
こまめに石けんやアルコール消毒液などで手を洗う。
咳エチケット
咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる
咳などがある方は、咳エチケットを行い、他に感染しないようにすることが大事です。
まとめ
- 感染しないようにするには、人込みを避ける。
- 閉鎖された空間での多人数の会話は、避ける。
- 咳エチケットが大事。
- こまめに手洗い、うがいなどを行う。
- 発熱などの症状があるときは、学校や会社を休む。