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台風19号 瓦屋根が吹き飛ぶ

 

なぜ、台風や突風で瓦屋根が飛んでしまうのでしょうか。

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瓦屋根の納まり図です。

瓦屋根は、釘打ちをしないで、瓦自体を桟に引っ掛けて納めます。

瓦と瓦の重なり部分には隙間ができ、風通しの良い構造にしています。

多少の雨風で吹き込んでも瓦自体の重さで吹き飛ばされることはなかったのでしょう。

ここ最近、温暖化が原因で大きな台風が襲ってくるようになりました。

瓦ぶき屋根が飛ばされないようにするには

従来の瓦葺をやめて、耐風用の瓦葺があります。

かなりコスト的に高くなりますが吹き飛ぶことはなくなると思います。

 

屋根自体が飛ばされるのはなぜでしょう。

窓ガラス等に台風や突風で飛ばされて、窓ガラスを割り、風が窓から入ります。

当然入ってきた風は、弱いところに逃げます。

 

屋根は、勾配がついています。風が当たりと、勾配なりに風が流れていきます。

勾配屋根に当たった風は、屋根の上に向かっていきます。その時屋根の表面は、になります。

屋根の部材を持ち上げてしまします。当然動きます。上から持ち上げられ、部材が何度も繰り返し動かされると、弱くなります。そこに窓ガラスから入ってきた風も吹きつけるので、屋根が吹き飛んでしまいます。

窓ガラスが割れないためには、雨戸をつける。

シャッターをつける。

などして対策をする方法があります。

他には、窓ガラスを網入ガラスにすることで、多少は、割れにくくなるのでは、ないでしょうか。

 

 

 

安価で既存の瓦屋根でも飛ばされないようにするには

瓦屋根の上を抑えるしかないよね。